社員インタビュー

千葉研究所 香粧原料研究室

研究

試行錯誤しながら
世の中にないものを生み出していく。
苦労するほど達成感は大きい。

液体を確認する社員

東邦化学工業を選んだ理由は
研究から生産まで
一貫して関わることができるから。

大学院では有機合成の研究室に所属していて、その経験を生かせる仕事がしたいと考えていました。東邦化学工業を選んだのは、研究職でありながら、ラボ検討から工場生産、お客さまにお届けするところまで一貫して関わることができる点に魅力を感じたからです。会社説明会や面接のときにお話しさせていただいた先輩方の雰囲気も「自分に合っているな」と感じ、入社を決めました。私が所属する香粧原料研究室は、化粧品、スキンケア製品、トイレタリー製品といった香粧品の原料を開発する部署です。私はここで、新しい界面活性剤の検討や、既存製品の改良に取り組んでいます。

楽しそうにお話しする社員

試行錯誤しながら実験を重ねた結果
要求を満たすものができたときの
喜びは何物にも代えがたい。

研究テーマは、お客さまからご依頼いただくケースと、社内から上がってくるケースがあります。どちらも、開発の手順は同じです。問題点を明らかにしたうえで方針を決めて、実験と分析を繰り返し、ラボスケールで求められるものができたら、パイロットスケール、実機生産へと進めます。開発の各段階でお客さまにサンプルを提出するのですが、何事もなく評価合格をいただけたときは、本当うれしいですね。研究の過程では、思ったような結果が出ず行き詰ってしまうこともあります。条件を変えて試行錯誤しながら実験を続け、ようやく要求を満たすものができたときの達成感は大きいです。

実験中の社員

研究に行き詰ったときも
励ましてくれる仲間がいるから
乗り越えられる。

既存製品を、品質を保ったまま大量に生産できるように改良する研究を行っていたときは、とても苦労しました。ラボでの試作や、パイロットプラントでの試作でうまくいっても、実機で同じ結果を得られるとは限りません。もし実機で試してうまくいかなければ、何トンもの薬剤を廃棄することになり会社に多大な損失を与えてしまいます。失敗できない状況でプレッシャーに押しつぶされそうになっていたとき、親身になって相談にのってくれる先輩の存在は大きかったですね。研究室の他の先輩方や工場の方からも励ましの言葉をいただき、乗り切ることができました。

1日の仕事の流れ

8:20

始業

メールをチェックして
本日の予定を確認する

10:30

分析

前日の実験でつくった製品を分析にかける

13:00

データまとめ

分析したデータを報告書に
まとめて次の方針を立てる

16:00

明日の準備

翌日の実験の準備をして16:45に業務終了

9:00

実験開始

前日に組んでおいた装置に原料を入れて
反応させる

12:10

昼食

15:00

書類作成

お客さまに提出するサンプルがあるときは提出する書類を作成

矢印

休日は何してる?

子どものころからピアノを習っていて、学生時代は吹奏楽部でクラリネットを吹いていました。
休日は楽器を練習したり、友人が出演している演奏会やライブに行ったりして過ごしています。最近はミュージカルや舞台などを観にいくことも多いです。

ピアノを弾く社員